生エビでアレルギーが起きた時の4つの対処法!まずすべきこととは?

生エビ
 

先日、会社の3周年記念で普段は行かないようなちょっと高級な鉄板焼きのお店に行ってきました。とろけそうな美味しいお料理を堪能したその夜、思いもよらない事態が待っていたのです・・・

実は私、以前から生エビにアレルギーがあり、エビの皮をむいたり、生のエビを口にいれるとピリピリ痺れたり、むず痒くなったりする症状が出るのです。
 

たったそれだけの軽度の症状だったのですが、自然と生エビを食べる機会はめっきりとなくなっていました。しかし、その鉄板焼きのお店で出して頂いた前菜のお刺身の中に1匹だけ小さな甘エビが入っていたのです。

それを見たときは高級なお店のだからぜひ食べたいと思いましたし、何よりお店の方が目の前で丁寧に食材を調理してくれるため、その素晴らしいホスピタリティに感激してしまって、あまり深く考えず甘エビまで完食してしまいました。
 

食べたのは仕事終わりでしたが、寝る頃にはすでに異変が・・・

体にかゆみを感じ、気付けば体にじんましんがたくさん出ていたのです。以前は痺れるだけの症状だったのになぜ!?とびっくりしてしまいました。どうやらアレルギーが知らずに重くなっていたようです・・・

怖いことにアレルギーはある日突然、誰でも持つ可能性がありますし、ひどくなる可能性もあります。

私は急に症状が出たときに、その場でどう対処していいか分からず困惑してしまったので、対処法を調べてみました。生エビのアレルギーをお持ちの方や疑いがある方にはぜひ見て頂きたいです!
 

生エビアレルギーによって出る症状

アレルギーがあるのに生エビを食べるとどんな症状が出るのでしょうか・・・?

これは個人差があるため、必ず決まった症状が全員に出るとは限りません。もし何かしら症状が出たとしても、病院できちんと見てもらう前に自己判断するのは危険です。

しかし、ある程度出る症状には傾向があります。生エビを食べて症状が繰り返し出るようであれば生エビが原因である可能性も高いです。

こんな症状が出ませんでしたか?

  • 口の中、舌、喉のイガイガ感、かゆみ
  • 目や鼻のかゆみ
  • 湿疹、蕁麻疹(じんましん)
  • 鼻水、鼻づまり
  • 下痢
  • 吐き気、嘔吐
  • 腹痛
  • せき、呼吸の乱れ
最も多くみられる症状が皮膚粘膜に出る症状です。他にも、皮膚だけでなく内臓に症状が出たり、呼吸器に症状が出る方もいます。

さらに重症化すると、アナフィラキシ―ショックを引き起こす可能性があります。これはアレルギー反応が複数の臓器で発症し、血圧が下がり、意識障害に繋がる危険な状態です。

症状が出たときの対処法

多くの場合、アレルギー症状としてじんましんが出たりや口内や体にかゆみを感じます。症状自体は軽いのですが、急にこういった体の異変が出るとびっくりしてしまい、困惑してしまうかもしれません。

私も夕食に生エビを食べてしまったときは、夜寝る頃からかゆみを感じ始め、翌日から1日経つ頃には体のあちこちにじんましんができていて慌ててしまいました。かゆくてたまらないので、掻くのですが、それ以上どうしていいか分からなくて本当に困りました・・・

しかし、症状を我慢するだけではつらいので、応急処置としてできることをしていきましょう。

蕁麻疹(じんましん)

じんましんは体が蚊に刺されたようにふくらんで、それがいくつも繋がってできます。このように見た目がぼこぼこしたようになるのです。

じんましん

多くの場合、患部に強いかゆみを感じるため、どうしても爪を立てて掻いてしまいます。

掻いてしまうと皮膚に傷ができてしまい、痕が残りやすくなってしまいます。こういう場合は、掻きたい気持ちをぐっとこらえて保冷剤にタオルを巻くなどして、患部を冷やしましょう。

冷やすとかゆみを感じる神経を麻痺させることができますので、まずはしっかりと冷やすことが大切です。また、入浴は血流がよくなることでかゆみを発生させますので、控えるようにしましょう。

軽度のじんましんであれば数時間から数日のうちに消えてしまうことがほとんどです。

口の中や喉のかゆみ

生エビを食べてしまい、その後口内や喉にかゆみが感じられた場合は、出来るだけしっかりとうがいをして洗い流しましょう。

最初に口の中をしっかりとすすぎ、その次に喉もうがいをして粘膜に張り付いたアレルギーの原因物質を洗い流して様子を見るようにしてください。

うがい

吐き気や下痢

アレルギーが原因で吐き気や下痢の症状が出る場合は、出せるだけ出すようにすることが大切です。下痢や嘔吐は体内から有害な物質を外に出そうとする自然な反応です。

慌てて市販薬などを服用してしまうと、体が外へ排出しようとしたものも出すことができなくなってしまいます。余計に症状が悪化する可能性もあるため、自分の判断で薬を飲むなどの対処をするのは危険です。

応急処置としては自然に出せるものはきちんと排出し、しっかりと水分補給するようにしましょう。下痢や嘔吐で一緒に水分も体外へ出ていってしまうため、体が水分不足になっている可能性が高いのです。

これらの対処法はあくまでその場でできる応急処置です。特にかゆみなどは軽度の症状ですので、軽視しがちですが、生エビアレルギーは危険な症状を起こす可能性もありますので、必ず早めに内科やアレルギー科で診察を受けましょう。

息苦しさや激しい腹痛、嘔吐

明らかに軽度の症状ではなく、しかも呼吸の乱れや腹痛、嘔吐など体の不調が治まっていかない場合はアレルギー反応が複数の臓器にわたって強く出ている状態です。

アナフィラキシーの可能性が高いですので、すぐに病院に行ってください。危険な状態になっている可能性もありますので、ためらわずに救急車を手配しましょう。

救急車

アレルギー反応が起こる仕組み

そもそもなぜ生エビを食べるとアレルギー反応が起こってしまうのでしょうか・・・?

私たちの体は基本的に自分以外の異物が入ってきたときに、その異物から体を守ろうと免疫機能が働きます。つまり、体が生エビを異物だと判断しているのです。

生エビがアレルギーの場合、それに含まれるたんぱく質がアレルギー源であることが多いです。たまにエビの殻に含まれる成分に反応する方もいますので注意が必要です。

生エビが体内に入ってくると体は異常事態だと判断し、生エビから体を守るためにIgE(アイジーイー)抗体と呼ばれるたんぱく質が作られます。

   
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これが生エビのアレルギー源と結びつくと皮膚や粘膜にある肥満細胞から炎症を引き起こす化学物質がたくさん放出されてしまうのです。これによって体のあらゆるところに症状が出ます。

アレルギー反応の多くは原因物質が体内に入ってから数時間後に症状が出ることが多いのですが、まれに数日経ってからかゆみやじんましんなどの症状が出る方もいらっしゃいます。このように反応が遅い場合の詳細なメカニズムはまだ分かっておりません。

病院で行われるアレルギー検査

病院で本当に生エビがアレルギー源かどうかを詳しく診断してもらうためには、医師に正確な情報を伝えたほうがより正しい診断結果をもらうことができます。

以前から生エビによって症状が繰り返し出ているようであれば、その症状や食べた時間、食べてから症状が出るまでの時間などをメモしておくことをおすすめします。(急にひどい症状が出た場合は真っ先に病院に行ってください)

診察

また、皮膚に症状が出た場合はその状態を携帯のカメラで撮るなどして、医師に見せるとより正しい情報を伝えることができます。軽いじんましんであれば時間が経つと消えることがほとんどですので、病院へ行く頃には無くなっているかもしれないからです。

アレルギーの原因を特定する方法は主に2つあります。

血液検査

アレルギー源を特定するために一般的に行われている検査です。私もじんましんがきっかけで、病院に行った時に血液検査をすることになりました。

血液を採取して生エビだけでなく、様々な項目にアレルギーがあるかどうかを調べてもらえます。私の場合は、採血してから1週間ほどで結果を知ることができました。

アレルギー検査

私が自分で把握していたアレルギーは生エビと花粉症だけだったのですが、意外にも10個ほどもアレルギー源が発見されて驚きました。中にはほこりやハウスダストなど食べ物以外もアレルギーがあることがわかり、少々ショックでした・・・

ただ、検査は万能ではなく陽性・陰性が出たからといって必ずしもアレルギー反応の有無につながるわけではありません。食べ物を摂取したときの反応がもっとも根拠がありますので、陰性だからといって症状を無視して食べるのは避けましょう。

皮膚テスト

アレルギー源と思われる食べ物の成分を実際に肌につけて反応を見る検査です。成分を肌につけた後、専用の小さな針でほんの少し傷をつけて反応を見ます。蚊に刺されたように赤くなると陽性です。

私は体験したことがない検査なのですが、針で傷を付ける際もほとんど痛みがないそうなので、怖がる必要はなさそうです。

この検査も血液検査同様、100%正しい結果が出るわけではありませんので、問診や他の検査結果とともに総合的に診断されます。

アレルギー発症後に気を付けること

成人した大人が持っている食べ物アレルギーの中で最も多いのが、エビ・カニなどの甲殻類アレルギーです。アレルギー反応が起こる原因はエビやカニの筋肉に含まれているたんぱく質です。

エビにしかアレルギーはないと思っていても、エビアレルギーのある人のうち3分の2はカニに対してもアレルギー反応が出ています。ですので、必ず軽度の症状でも病院で診察してもらうことが大切です。

生エビ

この先アレルギー反応を起こさないためには、アレルギーの原因となる食べ物を徹底的に避けることが必要になります。生エビがアレルギー源で、生エビ好きであればつらいかもしれませんね。

しかし、残念なことに成人が持つアレルギーは治る可能性がとても低いのです。特に甲殻類アレルギーは一度発症してしまうと非常に治りにくいです。頑張って無理して食べても体が慣れることはほぼありませんので、摂取しないよう注意していきましょう。

生エビがダメでも加熱処理後は食べられる場合もある

これは私の例なのですが、生のエビにはアレルギー反応が出てしまうのですが、火が通ったエビには一切の反応が出ないのです。海老フライや海老ドリアや海老しゅうまいも好んで食べるのですが、一度もかゆいなどの症状が出たことはありません。

こちらが今回アレルギーが出た時、口にした生エビです。(一番左にあるやつです)

生エビ入り刺身

ほんの小さなエビでしたが、たったこれだけでじんましんが出るまでにアレルギーが重くなっていました。じんましんは右の腕、左肩、両ふとももの裏に出て、私の場合は4,5日治らなかったです。

生エビだとアレルギー反応が出てしまい食べられなくても、加熱するとエビのたんぱく質が変性するので、私のように加熱後であれば食べられる方もいます。

これは同じ日に食べたエビですが、加熱されていたのでまったく違和感は感じませんでした。

蒸しエビ

私はエビ自体好きな食べ物の一つなのですが、じんましんが出たことで生エビは完全に諦めました(笑 今後、加熱したエビにアレルギー反応が出ないことを祈るばかりです。

最後に

一番最初にアレルギー症状を感じたのはエビの皮むきだったと記憶しています。口に入れたわけではないのに、エビの皮をむいているだけで指先がぴりぴりして不快だったことを覚えています。

その時から今日まで何年もの時間が経っているのですが、やはり生エビアレルギーはなくなるものではないようです。多くはかゆみや体にでるじんましん程度の軽度な症状なので軽視しがちですが、ある日突然、危険な状態になる可能性もあることを覚えておきましょう。

深刻な事態にならないためにも、アレルギーの疑いがある場合は必ず病院に行って診てもらってくださいね。

この記事は下記のサイトを参考に作成されております。私のように急にアレルギー反応が出て困ってしまっている方に少しでもお役に立てますととても嬉しいです。

<参考サイト>
用賀アレルギークリニック様
むさしのアレルギー呼吸器クリニック様
渋谷内科・呼吸器アレルギークリニック様
ヒフノコトサイト:薬剤師 門田 麻里様
大阪府高槻市 さいとう内科クリニック様
本を書く医師キーウィが医学情報をわかりやすく伝えます

   
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