飛行機に乗ると耳が痛い!試してほしい対処法【徹底まとめ】

機内
 

これさえなければ思いっきり楽しめる飛行機の旅。着陸のアナウンスが鳴り、もうすぐ着く・・・というときにふいに耳に違和感を感じるんです。

 
あれ?なんか耳が詰まってる?
 

そう考えてる間にも飛行機は下降を進め、耳の中が鋭く痛み、その痛みに冷や汗が出ます。早く着いてくれと祈ること10分。

ようやく地上に飛行機が付き、耳の痛みも和らいだものの、引きずる違和感・・・

実はこれ、私が飛行機に乗ってよく経験することなんです。きっとあなたもこの耳の痛みに苦しんだことがあるのではないですか?

旅の楽しいテンションだけで乗り切れればいいんですが・・・そうも言ってられないこの痛みに耳をさらしていては、私はいつかどうにかなってしまいそうでした。。。

“もう飛行機には乗りたくない!”と心底思いたくなかったので、耳の痛みを楽にするための対処法をせっせと調べてきました。ぜひ一緒に見ていきましょう!
 

耳に痛みが走る気圧の仕組みとは

そもそもなぜこんなに耳が痛くなるんでしょう?この仕組みを知っておくことで効果的に対処をすることができますので、ここから解説していきますね。
ふくろう先生
飛行機は離陸すると高度を上げ、地上から約1万mの上空を飛んでいきます。飛行機に乗るということはエベレストよりも高い場所へ行くということなんですね。それもたった数十分でです。

この急激な環境の変化がポイントになります。この高度の変化に伴い、飛行機内の気圧も変化します。

地上

周りの気圧1:耳の中の気圧1

上空1万mの飛行機内

周りの気圧0.8:耳の中の気圧1

このように、高度を上げる過程で、耳の中と外に気圧差が生じるのです。(1⇔0.8)
すると、耳の中の鼓膜にも変化が生じます。

離陸時

飛行機:気圧の高い環境から低い環境へ変化
気圧:周りよりも耳の中の気圧のほうが高くなる
鼓膜:外側へ引っ張られる

(※空気は気圧の高いところから低いところへ流れる)

耳の外と内で気圧差が生じる場合、耳管(じかん)という細い管を開いて空気を取り込みます。耳管は鼓膜の奥へと続き、鼻へと繋がっているので、開くことで気圧を調整しているのです。通常耳管は閉じており、あくびや唾を飲む際に一瞬開きます。
着陸時

飛行機:気圧の低い環境から高い環境へ変化
気圧:周りよりも耳の中の気圧のほうが低くなる
鼓膜:内側へ引っ張られる

この時、きちんと耳管が十分に開き、気圧の調整ができれば痛みが出ません。しかし、耳管は構造上、空気を外へ出すより、中へ取り込むほうが難しいのです。そのため、気圧調整が追い付かず、鼓膜が強く内側に引っ張られるために激痛を伴います。

風邪や鼻炎も耳の痛みの原因に

普段は飛行機の中で耳に違和感を感じない方も風邪や花粉症、アレルギー、鼻炎などで鼻に症状が出ているときは注意が必要です。

耳が痛い

鼻が詰まっていたり、鼻の奥が腫れていたりすると、鼻から繋がっている耳管も詰まっています。さらに、耳管を覆っている粘膜が腫れてしまうため、開きにくく気圧調整が難しくなります。

飛行機に乗る前からこういった症状が出ている場合は、事前に耳鼻科で診てもらい症状を抑えておくようにしましょう。

つらい痛みを緩和する7つの方法

耳の痛みや違和感をなくすには、耳管を開いて空気が通るようにする必要があります。これから紹介する方法は、耳管を開き、耳の違和感や痛みを緩和する効果が見込めるものです。

しかし、人によって体質や鼓膜の組織には微妙な個人差があります。ですので、自分に合う方法を探していきましょう。

繰り返し飲みこむ

飲み込むという行為をすると顎を動かすことになります。顎を動かすことは耳管を開かせる効果があるのです。上手くいけば一回で耳を正常な状態に戻すことができますが、離着陸が済むまでは気圧は変化しますので、繰り返し飲む込む動作を継続しましょう。

飲み込むものはつばでなくても、事前にお水やジュースを準備しておくのもよいでしょう。

私も飛行機に乗った時にはこの方法をよく使います。私の体験では、耳の違和感が軽度なうちはこの方法で簡単に治すことができていますのでぜひ一番最初に試してみてください。

水

あくびをする

あくびも飲み込む動作と同じで、顎を動かすことに繋がります。顎を動かすことで耳管は開きますので、飲み込む動作に疲れたらあくびをする真似をしてみましょう。

あくび

ちょうどよくあくびが出ることはなかなかありませんから、口を大きく開いて空気を喉の奥にゆっくりと送り込みます。上手く耳管が開くと効果的に耳の気圧差を解消することができます。飛行機を降りた後も違和感が残る場合は、何回かやってみるといいでしょう。

ガムを噛んだり飴をなめる

ガムを口に入れることで、唾液がたくさん分泌されます。自然とあごを動かしたり、つばを飲み込むことにつながるので、耳の気圧差を解消する効果があります。

もし手元に何もなくて困ったときは、CAさんに申し出てあめをもらいましょう。2,3個もらっておけば離着陸が終わるまで口に入れておくことができますよね。

   
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飴

下あごを左右に動かす

直接あごを動かす方法も効果が見込めます。口を薄く開けて、歯ぎしりをする要領で下あごのみを左右に動かすだけです。上手くいけば耳の気圧差がとれたことが実感できます。とても簡単なので、試して様子を見てみてください。

点鼻薬をさす

鼻がつまった状態だと空気が抜けにくいため、耳が痛くなりやすいのです。ですので、飛行機へ搭乗するときには一緒に点鼻薬を持っていくようにしましょう。

市販の点鼻薬でもいいのですが、もし時間があれば事前に耳鼻科に行って、自分に合った点鼻薬を処方してもらうほうが安心です。専門家に相談しておけば、点鼻薬を使うタイミングも教えてもらうことができます。

鼻をかむ

念を入れて、飛行機に乗る前に一回、飛行機が上昇しきったらもう一回、そして着陸前に一回とさしておくとよいでしょう。飛行機の下降のタイミングはCAさんに聞けば教えてもらえますので、きちんと確認しましょう。自分で気付く頃にはすでに下降が始まっていてタイミングが遅れる可能性があります。

耳抜きをする

鼻をつまんで口を閉じた状態で、鼻に向かって空気を送り込みます。鼻から空気を送って風船を送り出すイメージをしてみましょう。(鼻をつまんでいるので、実際は鼻に空気は流れません。)

勢いをつけず、ゆっくりと膨らませる要領で鼻の奥へ圧をかけていきます。上手くいけば空気は耳へと流れて、耳管を開くことができます。

飛行機専用の耳栓を使う

「イヤープレーン」という名称で特殊な気圧調整機能を持った耳栓です。中に特殊なフィルターが内臓されており、このフィルターによって耳に伝わる気圧の変化を緩やかにし、耳の痛みを和らげる仕組みとなっています。

一つ1000円以下で購入することが可能です。ネットでお手軽に買えますし、当日空港内のドラッグストアやコンビニでも買うことができます。

この耳栓を使用する場合は必ず飛行機の高度が変化する前に装着しましょう。高度が上がりきって安定高度を飛行している間は装着の必要はありません。

タイミングと注意すべきこと

上で紹介した方法は耳の痛みを和らげるためにも、タイミングやり方がとても重要になります。

対策は早めに始める

「間もなく~空港へ到着致します。シートベルトをご確認ください。」

機内

このアナウンスが流れる頃にはすでに飛行機の降下が始まっています。耳の違和感を感じ始めている人もいるかもしれません。機内アナウンスで到着時刻を確認したら、30分~40分ほど前から耳への対策を始めます。

それまで眠っていたら目を覚ましましょう。そして、飲み物やガム、飴を用意したり、点鼻薬をさしたり、耳栓を付け始めます。

この時から耳に注意をむけて、少しでも耳が詰まってきたと感じたら、その都度飲み込む作業を繰り返し、詰まった状態が続かないようにします。詰まった感覚が少ないときにぼーっとして放置をしているとどんどん気圧差が広がり痛みが発生してきます。

ひどくないうちからこまめに対処することが一番大切です。

実践するときは勢いをつけずゆっくりと

つばをのむときや耳抜きをするときは、絶対に思いっきり勢いをつけてはいけません。すでに気圧差が大きくなっていて、つばや耳抜きの衝撃で激痛が走る可能性があります。

痛いだけでなく、鼓膜が損傷する可能性があり危険です。つばを飲むときも耳抜きをするときも、慎重に繰り返すことが大切です。

飛行機を降りた後も、聞こえが悪い状態や詰まった状態が継続している場合は必ず耳鼻科へかかりましょう。気圧の影響で鼓膜に負担がかかり続け、航空性中耳炎を引き起こしている可能性があります。鼓膜に穴が空いていたり、粘膜から出血していることもあります。

最後に

私が一番つらい耳の痛みを経験した時も、幸い耳に異常は残りませんでした。耳の痛みは鋭く耐えがいものでしたが、今でも飛行機の旅は大好きです。

飛行機の着陸時にはいつも身構えてしまいますが、着陸時にひどい痛みが起こることがわかっているので、違和感が出る前からつばや飲み物をたくさん飲み込み始めます。

これで今のところ大きな苦痛なくフライトを楽しむことができています。

耳の痛みを楽にするために、ここでもう一度耳が痛くなったときの対処法と注意点をおさらいしておきましょう。

  1. 耳が痛くなる原因は気圧で鼓膜が引っ張られるから
  2. 対処法は離陸前、着陸前から始める
  3. 勢いをつけずにゆっくりと
  • つばやお水、ジュースを繰り返し飲みこむ
  • あくびをする
  • ガムを噛んだり飴をなめる
  • 下あごを左右に動かす
  • 点鼻薬をさす
  • 鼻をつまんで耳抜きをする
  • 飛行機専用の耳栓を使う
人によっては耳鼻科で見てもらうことで、痛みを軽減する助けになる可能性もあります。簡単にできることから方法はたくさんありますので、ぜひいろいろ試してみてくださいね!

フライトの痛みを対処できれば楽しい旅が待っていますよ!

この記事は下記のサイトを参考に作成させて頂きました。少しでもお役に立てますととても嬉しいです。

<参考サイト>
日本航空月刊誌『Agora』様
かわもと耳鼻咽喉科クリニック様
おかむら耳鼻咽喉科様
川村耳鼻咽喉科クリニック様

   
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